OpenDolphinはオープンソースの電子カルテです。Windows、Mac、Linux で動き、日医標準レセプトORCAと連携します。またiPhone/iPad アプリもあります。
ファクト
- 札幌市元町皮ふ科 松村先生の先進的拡張 オープンドルフィン日記
- 南さつま市吉井クリニック 當房さまのサーバー構築ガイド OpenDolphinをORCAサーバーに導入する
- 高東ソフトウェアサービス様 OpenDolphinの開発環境、サーバーをWindowsで構築する
ファクト欄に記載のOpenDolphinについてはそれぞれの先生にお問い合わせください。OpenDolphinコミュニティにはコミッターが存在せず、GitHub等でソースを共有しています。
GitHub Gist
- OpenDolphin 海を渡る(ITmedia 記事) SlideShare
- Simpleは結果である
- 確定日について
- カルテに記載されている情報
- ORCAとの接続
- VirtualBoxでテスト
- 5分間評価
YouTube
- 馬車道慶友クリニック 古梶先生
- Super EHRTouch(iPadアプリ)
プロフィール
- 2001年 経済産業省の公募事業に採択された案件(通称ドルフィンプロジェクト)で開発開始
- 2001年 期間中、ORCAとの接続に成功(11月1日)
- 2002年 成果報告 Sea Gaia meeting 2002
- 2003年 実証実験による改良 Sea Gaia meeting 2003
- 2004年 オープンソース化(6月15日)報告書
- 2005年 JavaEE化
- 2006年 Macintosh 対応
- 2007年 ASPサービス開始
- 2008年 コロケーションクラブ設立
- 2009年 iPhone/iPodTouch 対応
- 2010年 iPad 対応
- 2011年 日本IBMのパートナーソルーションに認定される
- 2012年 モダンホスピタルショーに初の単独出展
- 2013年 オルカとクラウド間接続が完成
- 2014年 10周年記念 OpenDolphin クラウド ZERO(従量課金制)リリース
- 2015年 国際化対応
- 2020年 オープンドルフィンラボの運営会社の変更
*OpenDolphinPro/クラウドの運営会社がライフサイエンスコンピューティング株式会社から株式会社メドレーへ変更になったことに伴い、オープンドルフィンラボの運営も株式会社メドレーに変更となりました。
設計方針
オープンドルフィンラボはソフトウェアを下記のように大別しています。
(1)業務用で伝票入力に適したインターフェイスを持つタイプ
(2)クリエイター用でキャンバスやノートのようなインターフェイスを持つタイプ
電子カルテの場合、診療報酬の会計や部門間連携が必要なため歴史的に1のタイプで実装されてきました。 しかしこのタイプは、医師のような知的業務を行う人が使用すると苦しく感じられます。
一方2のタイプは、入力フォームがないので思考に集中できる、読み返す時に視認性がよい、と言われます。
そこでOpenDolphinはクリエイティブ型インターフェイスを使用しながら業務システムとも連携できるようにしています。

主要機能
- 2号カルテ作成機能
- 病歴管理
- アレルギ、身長体重、患者メモの管理
- 治療履歴(処方、処置、検査、手術、処置等)表示
- 検査結果の数値及びグラフ表示
- 患者基本情報表示
- 受付リスト
- 患者検索
- 検査結果取り込み
- スタンプ*の作製、編集
- ORCAセット入力の取り込み
- スタンプの公開とインポートによるコラボレーション
- CLAIM (ORCAとの連動)サポート
- XML出力(地域連携やオーダリングシステムへの送信機能)
- ソフトウェア自動更新
- プラグインによる機能拡張
- iPhone/iPadアプリと連携
- 複数クライアントアクセス時の排他制御
*診療行為、医薬品、機材をセットにした診療綴りに相当するデータでORCAの点数マスタから構成される。よく使用するものをテンプレートとして作成し再利用できる。
セキュリティ情報
連絡先
- 名 称 (株)メドレー
- 住 所 106-6222 東京都港区六本木3-2-1 住友不動産六本木グランドタワー22F
- E-Mail dolphin-support@medley.jp